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SALASUSU学校向け

オリジナルスタディツアー

カンボジア農村にある工房の、

”学び場”としての魅力

SALASUSUのスタディツアーについて

私たちSALASUSUは、カンボジアの都市シェムリアップから約1時間離れた農村で、約45名の女性たちを雇用し、ものづくりを行っています。工房で働く女性たちは小学校を途中で辞めて日雇いの仕事をして家族を支えるなど経済的に困難な背景をもつ女性たち。彼女たちが工房で自信と誇りを培い、人生をより前向きに生きられるようにサポートしています。

そして、彼女たちが働く工房には毎年約2,000人が訪問し、その約半数はスタディーツアーとして訪れる高校生です。問題解決の現場を訪れることを通じ、SDGsのテーマに合わせた課題解決型の学習機会として、また海外で働く大人たちとの出会いを通じたキャリア教育として、様々な高校に活用いただいています。工房で働く女性たちは高校生と同世代の子たちも多く、全く違う環境で力強く生きる彼女たちから多くのエネルギーを受け取り、生徒たちが自信を持って前向きに生きるきっかけを提供しています。
 

私たちが大切にしていること

カンボジアの農村という非日常的な場所で過ごす時間が、生徒たちにとって本当に大切なものや、新しい自分を見つける場になってほしいと強く願っています。

そのため、以下の3つを大切にしています。

 

日本では想像できないような新しい環境、人に触れる中で、様々な感情や疑問が湧いてきます。

そんな気持ちに向き合い、それって一体どういうことなんだろう?と、

自分の頭で考える機会をたくさん提供します。

01

自分の頭で考える

 

様々な刺激を前に、今自分がどんなことを感じているか、自分の気持ちに深く向き合い、言葉にして相手に伝える場を繰り返し持ちます。

学校だと引っ込み思案の学生が、普段と違った環境で勇気を持って言葉を発し、自信を育んでいく姿も多く見られています。

02

自分の想いを言葉にする

 

全く生き方の違う同世代の農村の女性たち、海外で働く日本人との出会いを通じて、改めて自分の人生や進路を見つめ直すきっかけを提供します。自分が本当にどんな人生を生きていきたいのか、自らが選び取ることを後押しします。

03

自分の進路を見つめ直す

プログラムの流れ

各高校さまのご要望に合わせて、事前学習、事後学習などを組み合わせ、授業を提供することができます。先生方と3〜4回ほど事前打ち合わせを重ね、プログラムを一緒に作っていきます。少人数から100名さま規模までの受け入れ実績がございます。

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事前国内学習

学習の目的やテーマに合わせ、カンボジアの工房と日本の学校をオンラインでつなぎ事前授業を提供しています。

現地での活動がより充実したものになるような準備をします。

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現地学習

実際に工房や農村を訪れ、カンボジアの現状やSALASUSUの活動を深く知ることができます。

また、SDGsのテーマに合わせたワークショップやものづくり体験などを通じて、問題を身近に感じてもらいます。

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帰国後国内学習

現地で学んだことを踏まえ、日本からどのような行動ができるか、改めて考える機会にします。

カンボジアからオンラインでつなぎ、SALASUSUのスタッフが参加することも可能です。

ツアー実績

2019年度度実績

・総訪問者年間 1,820名

・ 学校数 20校 中学校:2校
               高等学校:12校
                           大学:6校

    ゼミ・独自プロジェクト:4団体

累計実績(2020年3月現在)

・総訪問者 15,205名

・学校数 75校
 

高校

  • 西大和学園高校  6年連続

  • 西京高等学校  6年連続

  • 関西学院高等部 6年連続

  • 岐阜聖徳学園高校 5年連続

  • 大阪教育大学附属高等学校平野校舎 

  • 中央大学杉並高等学校 2年連続

  • 正智深谷高等学校 1年目

学校例1:中央大学杉並高等学校様 1〜3年生の混合 30名様 
(事前学習1回、現地学習2.5日、事後学習1回をSALASUSUで担当させていただきました)

<ねらい>
・SDGsの各テーマを、実際の途上国の現場や人に触れることで

 実感を持って学ぶ

<事前学習>
・SDGsに関わる社会課題について、解決の優先順位を考える
・生徒・先生・SALASUSUスタッフ、それぞれが自らの人生を振り返り、

 人生曲線を共有

<現地学習>
・農村の女性たちの家庭へ訪問し、彼女たちの人生曲線を聞き、

 対話を行うワークショップを実施。その他にもローカル市場への訪問や

 ものづくり体験など、現地の人たちの暮らしや考え方を2日に渡って

 じっくり学ぶ。
・最終日には振り返りのワークショップを実施。2日間の経験を踏まえ、

 改めてSDGs各テーマの解決の優先順位を考え直し、発表

 

<事後学習>
・SDGsに関わる社会課題に対し、解決のために自分ができることを考え、発表
 

学校例2:学校法人智香寺学園 正智深谷高等学校様 1年生  50名様
(事前学習2回、現地学習 1日、をSALASUSUで担当させていただきました)

<ねらい>
・SDGsの目標12「作る責任、使う責任」について深く学ぶ

 

<事前学習>
・SALASUSUの工房や、商品コンセプト、デザインの考え方についての講義
・コースター、チャームのデザインを考えるワークショップ、

 現地へのオーダーを実施
 ※50名を2グループにわけて、1日で実施

 

<現地学習>
・チームに分かれ、作り手女性とともに事前にデザインを考えた

 商品の製作体験
・デザインのコンセプトや商品に込めた思いを各チーム英語で

 プレゼンテーションし、1〜3位を決める
・作り手の立場に立ってみて、改めてSDGsの目標12

 「作る責任、使う責任」についてどう感じるか、振り返りのワークショップ
 

学校例3:西大和学園高等学校様 1年生 160名様
(現地学習2.5時間をSALASUSUで担当させていただきました)

<ねらい>
・進路を考える上で、海外で働く現場や大人に触れ、視野を広げる

<現地学習>
・SALASUSUスタッフ橋本より、これまでのキャリア、海外で

 働くことの喜びや難しさをリアルに伝えるプレゼンテーション
・作り手女性が働く工房の見学と農村の家庭を訪問。

 現地の暮らしを知る
 ※160名を6グループに分けて1日で実施
 

進路を考えるきっかけになりました。

今までの将来の夢や目標も特に決まっていませんでしたが、SALASUSUへの訪問で影響を受け、国際協力に興味がわき、進路を考えるきっかけになりました。
物質的だったり経済的には私たちと比べて満たされていなくても、彼女たちはすごく生き生きと暮らし働いていて、「豊かな生活」を送っているように思えました。

— 西大和学園高等学校, 1年生

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参加者の声

スタッフ紹介

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橋本 沙耶加

大学を卒業後、東京都公立小学校教諭として勤務。

3年後教員を辞め、10代の時に夢見た海外生活をカンボジアでスタート。

2015年より農村の小学校支援に携わる。

2016年よりSALASUSUの現地日本人スタッフとして活動。

教員としての経験を生かしてツアー事業全般を担当している。現在シェムリアップ在住5年目。

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Khun Navin

ファクトリーツアー部門、カンボジア人スタッフ。

高校卒業後はホスピタリティの専門学校に通い、その後ホテル勤務を経てSALASUSUに参加。

英語での工房訪問や通訳、オンライン授業を担当。

現在20歳、夜間の大学に通いながら、仕事と勉強の両立に励んでいる。

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近藤 結月

関西学院大学4年生。

2019年大学のプログラムでカンボジアに留学中、SALASUSUの工房訪問ツアーに参加し、興味を持つ。

帰国子女として日本の学校に馴染めなかった経験を踏まえ、ツアーを通して同じような境遇にいる学生の背中を押したいという思いでSALASUSUに参画。

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